【体験談】新型コロナワクチン接種 2回目終了!痛みや副反応などの感想まとめ!~30代半ば男性編~

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こんにちは!Tactと申します!早速ですが、今回はタイトル通り。

ありがたいことに医療従事者としての接種機会を頂き、先日2回目の接種も終了したため体験記録を残そうと思います。

さて、皆様が一番気になっている副反応の件ですが、結論からいうと私の場合は日常生活に支障をきたすレベルまでの出来事はなかったです。ですが、何もなかったのか?と言われればそんなことはなく、体調の変化はありました。

今回は1回目と2回目の接種、それぞれに分けて簡単な時系列と共に紹介していきます。今後、接種を受けられる方の参考になれば幸いです。

ワクチン接種における副反応などは、年齢や性別等により個人差が報告されているため、あくまで一個人の体験として見て下さいますようよろしくお願いします

日本における新型コロナワクチンの接種状況

(R3.5.24:執筆完了時点)

まずは現在の国内の状況についてご紹介。ワクチン接種については厚生労働省にて推し進められており、接種スケジュールや使用するワクチンの種類、接種順位などが定められています。

体験記のみをご覧頂く方は引用部より下部へどうぞ!
(以下:厚生労働省ホームページより)

【接種が受けられる期間】

接種を行う期間は、令和3年2月17日から令和4年2月末までの予定です。現在は、医療従事者等と高齢者への接種が進んでいます。その後は、基礎疾患を有する方等に接種を進めていく見込みです。このうち、高齢者への接種は、一部の市町村で4月 12 日から開始され、 5 月以降、全国の市町村で接種が進められています。希望する高齢者に、 7月末を念頭に各自治体が 2 回の接種を終えることができるよう、政府を挙げて取り組んでいます。

【接種回数と接種の間隔】2回の接種が必要です。

▷ファイザー社のワクチン

1回目の接種から3週間後に2回目の接種を実施

▷武田/モデルナ社のワクチン

1回目の接種から4週間後に2回目の接種を実施

【接種の対象や、受ける際の接種順位】
▷ファイザー社のワクチン:接種する日に16歳以上の方
▷武田/モデルナ社のワクチン:接種する日に18歳以上の方
現時点では、接種順位は次の通りです。
  (1) 医療従事者等
  (2) 高齢者(令和3年度中に65歳に達する、昭和32年4月1日以前に生まれた方)
  (3) 高齢者以外で基礎疾患を有する方や高齢者施設等で従事されている方
  (4) それ以外の方

出典:厚生労働省ホームページ内「接種についてのお知らせ」より引用・一部編集

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00218.html

費用については全額公費による接種となり、無料となっています。また、接種は強制ではなく、受ける方の同意がある場合に限り行われるものです。私は事前調査により、接種希望の旨を返答し実施して頂くことにしました!

筆者の簡単な紹介

上記のワクチンの紹介に続き、私の紹介を挟みます!

普段、私は愛媛県で医療職(コメディカル)として勤務している30代半ばの男性です。ブログトップには医療系会社員と書いていますが、いわゆる商品開発や管理業務などではなく、疾病をお持ちの方を対象に現場で直接関わる職種であり「医療従事者」の扱いになっています。

新型コロナワクチン接種1回目

【接種した時期】

一般の医療従事者の接種は、国の指針に基づき3月上旬から順次進められており、私が接種を受けたタイミングとしては4月の下旬でした。

接種したワクチンはファイザー製(製品名:コミナティ)です。

【接種部位】三角筋中央⇒肩に近い腕の外側

ファイザーの臨床試験によるプロトコール(治験実施計画書)では「接種する腕は利き手ではない腕に接種する」とされていましたが、私の職場では「1回目は利き手に、2回目はその逆に」というローカルルールが設定されていたため、その通りに接種しました…(‘Д’)

「利き手への接種が禁忌」という話ではないと思います(‘ω’)ノ

【接種環境】⇒勤務する職場での接種

事前に職場内にて、密にならないような部屋の準備と接種順番・時間を設定。当日は事前の検温や体調不良がないことを確認の上、記入した予診票に基づき、職場の医師による問診・観察の元で、看護師による接種でした。

全然関係ないんですが、私は採血や注射など痛いのは苦手なタイプで、実は前日からドキドキしていました(‘Д’;)接種日はシフトの都合上、休日。接種時間は午後2時。
憂鬱な気分のまま自宅を出て職場へ(笑)
定刻通り、問診を終えて、いざ接種!!
 
第1回目は右腕での接種になりました!
Ns「は~い、いきますよ~」
私「はい…(緊張により小声)
……(チッ)……(チ~)…
Ns「…はい、少し押さえといてね~」
私『ありがとうございました!(…あれ?こんなもん?)』
 
…という訳で、無茶苦茶あっけなく終了っ!!(歓喜)
比べるのもあれですが、インフルエンザの予防接種の方が薬液注入時にチリチリする感じが強い気がします。筋肉注射なのでよりビビっていましたが、接種針も細いので痛みも少なく、本当に拍子抜けでした(*’ω’*)←(当時の安堵顔)
 
接種後はその部屋でうちの先生(医師)の観察下でじっと待機。普段の勤務ではお互いにバタバタしてるので、15分もの間、お互いに無言で座っているだけというだいぶシュールな感じでした(‘ω’)
うちの職場では接種直後の重篤な副反応は無し!(よかった)

接種日の晩

ワクチン接種後は15分の観察下の時間も含め、30分は職場に居ましたが3時前にそのまま帰宅。

無事に終わった安堵感も相まって「こんなに明るいうちに家に帰れるなんて最高や~♡」とか思って自宅へと車を走らせてましたが、よく考えたら休日に職場へ出てるだけなので何もお得感はなかったんですよね() 

途中でスーパーに寄り、夕飯用の食材を買って帰宅。せっかくなのでテンション高めな勢いそのままに部屋の掃除機をかける。続いてお米研いでセット。夕飯の支度も開始です!

食材の準備をして、いざコンロにフライパンを移した時、ふと気付きました。

(…あれ?…右腕重くね?)

という訳で接種後2時間ほど経過した時点で異変認識。

その後、妻の仕事が終わったタイミングで迎えに行って(我が家は車一台体制)、一緒に夕飯食べながら今日の接種状況を共有。翌日のお弁当の支度も済まして、のんびり過ごしていましたが、やはり腕が重だるい気が…

⇒そして、寝る前に違和感がはっきりします。

横向きになったら注射したとこ痛ーい☆

接種翌日以降の経過

結局、右向いて寝返るごとにやっぱり痛くて何度か目が覚める。やや睡眠も浅くなってしまいましたが始業は待ってくれません(‘ω’;

そのまま出勤。前評判通り、確かに腕上げると痛い…。

職場でも同じ日に接種したスタッフと話してみると、ほぼみんな接種した上腕に痛みが出てました。接種部位が三角筋内なので、腕を上げる動作(例えばラジオ体操第一の最初みたいな動き)のタイミングで痛みが出ます。

あと圧痛。何も知らない患者さんなど、挨拶等のタイミングで肩(腕)をトントンされたりするとむっちゃ痛いです(笑)

そんなこんなで業務時間も経過して昼食。この辺りで地味な頭痛に気付く。ただ、私自身が普段から割と頭痛が出るタイプなので、ワクチン接種との関連は不明…(‘ω’)とにかく業務に支障をきたすようなものではなく、その後も滞りなく経過。

ただ変わらず右腕の痛みは続きました。例えるなら筋肉痛とか皮下出血後(打ち身)的な痛みですかね?2日目がピークでしたが3日目からはだいぶ無くなり、以降はいつの間にか消えてました。

ちなみに妻も医療従事者で同時期に接種したのですが、ほぼ同様の症状で、熱発等はありませんでした。

1回目の副反応⇒接種部周りの動作時痛・圧痛(2日目がピーク)

新型コロナワクチン接種2回目

1回目の接種から3週間後。5月の半ばに2回目の接種となりました。一度経験したので、接種してくださる側もされる側もスムーズ!素晴らしいですね(‘ω’*)

さて、2回目も私は休日での接種、時間も午後2時と変わらず。もう流れもわかっているし緊張もほぼ無し!何なら「これで1クール完了だ!」…みたいな謎の達成感まで感じていました。

予診票の確認をしてもらいながら、自宅で測ってきた検温結果を意気揚々と報告。

私「37.8℃です☆」 

先生・看護部長「えっっ!?」

私「えっ?……あ!!」 

思いっきり間違えました(;_;)(正しくは36.8℃)

何故そんなややこしい言い間違いをしたんだ俺!

お二人分のジト目を横目に変な汗をかいて接種へ…

2回目は反対側の左腕へ接種。
Ns「は~い、いきますよ~」
私「お願いしまーす」
……(チクン)……(ヂヂヂ)…(あれ?1回目より痛い…?)
Ns「は~い、押さえといて~」
私『ありがとうございました…』
なぜか初回と比べて痛かった…(‘ω’;)
ただ、その後は特に変わったことなく経過観察も終了し、自宅へと帰宅。そのまま夕飯の準備にうつります。

接種日の晩

初回と同じく、夕方からは接種した左腕の重だるさと痛みが出現。
ですが、これも前回経験しているので「あ~きたきた。」ぐらいのノリ。そのまま妻を迎えに行き、夕飯を食べて翌日の準備をして就寝。微妙に頭痛もありましたが、時々気になるくらいで全然平気。
 
2回目は接種時の痛みが違ったのには少し驚きましたが、接種後の痛みは逆に比較的軽い。先行して接種が終わっていた友人や妹からは、2回目の副反応は強めだと聞いていたのですが、少し安心。睡眠時の寝返りもあまり気にならず、しっかり寝れました!
( ˘ω˘)スヤァ

接種翌日以降の経過

朝。6時くらいに目が覚めると同時に異変に気付きます。
…あれ?…頭…いたいぞ…(**;
…そうなんです。前回も頭痛はありましたが、そこまでじゃなかったんです。
けど今回は存在感のある頭痛(表現のクセ)
ただ、検温しても36℃台。ただ、やや倦怠感あり。
 
ということは出勤です(当然)
 
出勤後、職場では恒例のスタッフ同士の近況報告。今回も肩の痛みはみんなに出ていましたが、熱発者は無し。頭痛が出ているのは自分ぐらいだったので、とりあえずシフト的にも穴は開かず一安心。肩の痛みに注意しながら業務遂行。
 
さて、お昼になるといよいよ頭が痛い…。こめかみと目の裏あたりがズンズン来る感じのしんどいやつ(伝われ)
お昼ご飯もそこそこに切り上げ、昼休憩中に駐車場の車に向かい、車内で少し横になりました(自分史上初)その後も頭痛は残るもやはり熱は無く、そのまま何とか日勤終了。帰宅後はぐったりでしたが、勤務中ではないので気持ちは楽でしたし、夕飯はもりもり食べられました…(‘ω’)

副反応への服薬

頭痛や熱発等の副反応が出た場合、うちの職場では「イブプロフェン」や「ロキソプロフェン」が入った非ステロイド性抗炎症薬:NSAIDs(イブやロキソニン等)の服用は控えるように言われており、飲むのであれば消炎作用のない「アセトアミノフェン」が配合されたカロナールやタイレノールを使用することが推奨されていました。
私も業務後ではありましたが、結局夕方に服用。
(今考えたら、朝から飲んでもよかったな…)
ちなみに厚生労働省のQ&Aでは、市販薬について特に種類の限定や禁止等の言及はありませんでした。
2回目の副反応の結果⇒接種日の夕方~2日目:上腕部の痛み+頭痛
さらに翌日。接種後3日目は、朝は軽い頭痛と倦怠感が残っていましたが、復活!!
健康な状態って本当にありがたいな…と改めて感謝する一日となりました。
また、ワクチン接種は終えたものの、感染リスクが完全に取り除かれる訳では無いので、今後も気を緩めずに日常生活・業務共に感染予防対策を継続していこうと思います。

ワクチン接種後の体感まとめ

【ワクチン接種1回目】
・接種した3時間後位から接種部位(上腕)のだるさや軽い痛みを感じた
・就寝時、接種部を下にした側臥位で腕の圧痛が辛かった
・接種部周辺の動作時痛 / 圧痛は接種した日の晩~翌日がピーク
・熱発はなかった
 
【ワクチン接種2回目】
・接種した3時間後位から接種部位(上腕)のだるさや軽い痛みを感じた
・腕の動作時痛 / 就寝時の圧痛は接種した日の晩~翌日に強くなるが、1回目より気にならなかった
・熱発はなかった
☆加えて
・接種日の夕方から翌日にかけ頭痛が強くなっていった
 
【副反応への服薬】
・2回目接種日の翌日、頭痛に対して服薬した
・鎮痛を目的に、カロナール:「アセトアミノフェン」作用の薬を選択した
・抗炎症作用のあるロキソニン等は飲まなかった
 
という訳で、以上がコロナワクチン接種の体験談でした。
【注意】当記事はあくまで一個人の体験記録です。ワクチン接種における副反応に対する不安を助長させる / ワクチン接種の有効性を判断する / 副反応に対する服薬の可否や効果を保証する等の意図は一切ありませんのでご了承ください。また、基礎疾患をお持ちの方など、ワクチン接種についてご不安な点があれば、かかりつけの医師にご相談ください。

あとがき

今回は、自身の職業の関連によりワクチン接種の機会を頂いたことに対し感謝の気持ちがあり、これから接種を予定されている皆さんに向け、何かの足しになればと、体験記を書きました。ただでさえ文字が多く、まして他人の体験に興味を持ちづらいかとも思い、少しでも取っつきやすいものとするために文章や書き口を崩しております。不快な思いをされた方がおられたら申し訳ありません。
 
新型コロナウイルス感染症については、全国的にまだまだ感染状況の縮小とはいかず、特に感染拡大傾向の地域や医療ひっ迫に瀕した地域の皆様は不安な日々を過ごされていると思います。また、対応されている医療機関の皆様には直接的なお力添えが出来ず、ただただ頭の下がる思いでいっぱいです。
 
最後になりましたが、新型コロナワクチンにより発症リスクを抑える効果が報告されていますが、同時に100%発症を防げるものではないとも言われています。したがって、ワクチン接種を終えてからも各一人ひとりが感染リスクのある行動を控えることが大切になると思います。また、一般の方も含めたワクチン接種の早期普及・加速もすすんでいってほしいと考えます。
 
日々の過ごし方、学業のあり方、働き方、人との関わり方など、何が正しいのかという判断が本当に難しい世の中になりましたが、どうか皆様ご自身をはじめ、ご家族や大切な人の健康が続きますように。私も今ある日々を大切に、過ごしていきたいと思います。
この度は、最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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