こんにちは!Tactです!
さっそくですが今回はバイクのタンデムのお話です!
GSX-R125でのタンデム走行の感想や留意点について書いていきます!
そもそも125ccはタンデムできる?
まず、バイクに二人乗りして走行することを「タンデム走行」と言います!人によっては「2ケツ」とか言われる人も居られますね(‘ω’)さて、このタンデム(二人乗り)ですが、そもそもバイクの車種がどうこうという前に、免許や法律上の決まりがあるのでおさらいします。
二人乗り解禁は二輪免許を取得して1年経過してから
免許取得後って特にハイな気分(?)になるんで、つい友達とかに愛車を見せたり後ろに乗せたくなっちゃったりしますが、そこは我慢!!教習所でも習うと思いますが、免許取得後の一年間は初心運転者期間です!そもそもバイク自体がリスクの高い乗り物ですし、免許取った後なんて自分ひとりの運転でも割と危ないので、二人乗りはまだまだ先の話!
初心者の方(初心運転者期間中)は1年経過までタンデム走行は禁止されています!
二人乗りの排気量縛りとまとめ
続きまして。
これはご存知かと思いますが、原付一種(50cc以下のスクーター等)はそもそも二人乗り禁止です!たまに若い子で見かけることがありますが危ないのでやめてください!(;’∀’)二人乗りが法律上許される排気量としては51cc以上ということになります!
まとめると、タンデム最短ルート(?)としては普通二輪小型限定免許以上の二輪免許を取得して、更に一年間の期間が必要で、乗る車種は原付二種以上(51cc~)ということになります!(‘ω’)
ここからGSX-R125のタンデムのお話
さぁ!ようやく本題!
タイトルから見に来て頂いた方…すいません!!
先程まとめたように、免許取得後の期間をクリアすればGSX-R125は二人乗り可能な車種になります!あとは実際の運転手の負担(?)や後ろの方の乗り心地が気になるところですよね!
同乗者の乗降時や取り回しに注意
二人乗りでは後ろの同乗者のふいな動きによっては思わぬ方向に体重移動があるので、走行中はもちろん、停車中のバランス不良にも注意が必要です。
特に後ろに乗る方の乗り降りの際には留意が必要かと思います!
うちの乗降手順としては
①運転手:先にシートにまたがり、サイドスタンドを払わずブレーキを握って準備ができた合図を伝える(足はしっかり踏ん張っておく)
②後ろに乗る相手:左側から左タンデムステップに左足をかけ、リアシートを跨いで乗車(慣れるまでちょっと大変)して、運転手に乗れたことを合図
③サイドスタンドを払う⇒発進前に周囲を確認してスタート
…といった流れです。
そもそも125ccと大きなバイクではないGSX-R125ちゃん。小さいことによるメリットもあって、軽くて取り回しがしやすい(装備重量134kg)ので後ろに人が乗っても割と楽によちよち歩いたりできます。
走行時の感想:運転手編
125cc:15馬力はあるといえども、一人で運転している時よりも更に1人分、重量は重たくなる訳で、いつもよりエンジンも回し気味で加速していくことになります。
ここで、走行中の注意点として一番気を使うこととして「後ろに乗っている相手には加・減速のタイミングや曲がる方向などが分かりづらい」ということを意識することが必要になります。
G(重力)のかかり方についても発進・加速時は後方へ、減速・停車時は前方へと押される力がかかるため、運転している側が思った以上に同乗者の体が揺れます。
特に、減速時は前へ前へと同乗者の体が流れるため、アクセルを抜いたタイミングやブレーキで前方へ押し出され、ニーグリップだけでなくハンドルを握る手にも荷重がかかるため、結構手が疲れます!(というか手で支える他にない笑;)
それもあって、いつも以上に「急」のつく加速・減速にならないように注意が必要です。更に後ろに人を乗せる以上、「同乗者の命も預かっている」という点は常に頭に置いて走っています。
走行時の感想:同乗者編
うちでの同乗者としては妻コさん(通称)になりますが、彼女はバイクの免許は持っておらず、それほど運動が得意ではないとのこと。ですがタンデムには非常に興味があったらしく、バイク購入当初から「後ろに乗りたい!!」との切実な訴えが続いていましたw
彼女の場合も、やはり最初に苦労した点はリアシートの乗降でした。また、走行中の加・減速の重力のかかり方にも戸惑っていたと思います。案外走り出してしまえば、左右への荷重にはスムーズに追従してくれていたので、その点は単純に「すごいなぁ」と思ったのを覚えています。
GSX-R125特有の留意点
ここまで書いておいてあれですが…
まず皆さんに伝えておくべきことが一つあります。
それは
二人乗りを少し快適にするアイテムの紹介
…っと、その前に!
運転手はもちろん、同乗者の方にも、バイクに乗る際は十分に安全に考慮した装備が必要だと思います。寒さや暑さへの対応を始め、ヘルメットにプロテクタージャケット、グローブ・足首は隠れる靴等、バイクに乗るための準備は必要だと思います!特に免許を持っていない方とのタンデムでは、よりリスクが高いので、本当に注意して乗られるようにして下さい!!
タンデムベルト
初めてタンデムした際、市内の短い距離を試しに走ったのですが、持つとこが無いってほんまに致命的ですね…
(妻コ氏…あの時はすまぬ…)
とことこ走るだけでしたが、やはりある程度は手で把持できるところがあると安心感が段違いです。車体に取り付けるキャリアとかもありますが、うちのGSX-R125には車体に何かを取り付けることはせず、運転手が腰に巻くタイプのタンデムベルトを利用しています。
がっちりしてて仰々しいくらいの商品もありますが、価格をみて様子見で購入したこちらのベルト君ですが、現在も絶賛活躍中。ちなみに、小さくてかさばらないのでバイクを降りた後も腰に付けっぱです。
バイク用インカム
インカム⇒ヘルメットの中にマイクとスピーカーを付けてヘルメット越しに会話ができたり音楽を聴いたりすることのできるアレです!!
これはね…ほんまに便利です…!!!
「何で今まで買わへんかったんやろう…」と、購入後に何度も思い直した程に便利なアイテム!だいたいは何名かで行くツーリングの際なんかに利用されるライダーさんが多いと思いますが、うちでのタンデムでもむっちゃ役に立ちます!
インカムでの会話ができると、特に同乗者がバイクに慣れていない場合、どのタイミングで曲がる・止まる等が伝わりづらいので、発進時のタイミングなんかも声掛けできるのでお互いが楽です!
そしてなにより、喋りながら走れるって楽しい!!
私は「バイク=(いい意味で)孤独に走りを楽しむ」ってタイプの人間でしたが…これは新たな発見でした!
ちなみに導入した機種を紹介すると、これまた「いきなり高いのはアレやしお試しで…」って気持ちで購入したLEXIN:B4FMという機種です。
一人の時もスマホとBluetoothで接続できるので、ナビを聞いたり音楽を流したりと、いろいろと便利!二人でタンデムするのには全然問題ないレベルで使えてます!
何より…安い!!笑(お金の話で申し訳ありませんが;)2台セットで1万ちょい…「大丈夫かいな?」と当初はちょっと怪しいレベルでしたが(メーカーさんすいません)コスパ良好でほんまにいいお買い物になりました(*’ω’*)
実際に初めてタンデムした様子はこちら!
実は、初めて妻コさんと走った時の様子は記念に動画として残してました(‘∀’)先程のインカム(B4FM)を使用し、会話しながら走ってます!この動画が初めてGSX-R125の後ろに乗せる人×乗る人の様子の一例として、参考になれば幸いです!
それでは今日はこの辺で!
最後までお読み頂きありがとうございました!!